會いにゆきます3
いま、會いにゆきます
CAST
秋穂巧 ……石田彰
秋穂澪 ……平野綾
秋穂佑司……緒方恵美
ノンブル老師……納谷六朗
永瀨……田中久美
越智綾香……水谷啟子
03. 雨の中の澪
秋穂巧:そして、週末になると、また僕らは町外れの森へ行く。造り酒屋の工場は、今日もゴンゴンシューと唸っている。空は厚ぼったい雲に覆われていて、森の奧から吹き來る風はなんだか雨の匂いがした。
秋穂巧:風が強いね。
秋穂佑司:うん。
秋穂巧:空も真っ黒だし。
秋穂佑司:あっ、雨だよ、タクン。
秋穂巧:だね。はい、合羽(かっぱ)、自分で著られる?
秋穂佑司:うん。
秋穂巧:そう。
秋穂佑司:は~
秋穂巧:うん、佑司、どうしたの?合羽一人じゃ著られない?
秋穂佑司:タクン。
秋穂巧:なに?
秋穂佑司:あれ???あっ、壊れてるドアの???あれ???
秋穂巧:澪。
秋穂佑司:大変だよ、タクン。ママが、ママがアーカイブ星から帰って來ちゃった。ママ。
秋穂澪:うん。
秋穂巧:澪。
秋穂澪:澪?それが私の名前なの?
秋穂巧:覚えてないの?
秋穂澪:そうみたい。
秋穂佑司:そうなの?
秋穂澪:私、何も覚えてないの。
秋穂巧:何も?
秋穂澪:うん。あなたたちは誰?
秋穂巧:誰って、僕は君の夫で、佑司は君の息子だよ。
秋穂佑司:そう、息子。
秋穂澪:噓?
秋穂巧:本當。
秋穂佑司:本當だよ。
秋穂澪:ちょ、ちょっと待って、ええと、私ね、気付いた時にはここにいたの。5分、10分、うん、もっと前、ずっと考えてるんだけど、何も思い出せないの。ここがどこなのかも、自分が誰なのかも。
秋穂巧:ええっと???
秋穂澪:私は今日ここにあなたたちと一緒に來たの?
秋穂巧:そうだよ。
秋穂佑司:あっ。
秋穂巧:僕ら三人でここに來た。いつもの日曜日の散歩だよ。だよね、佑司。
秋穂佑司:そうなの?
秋穂巧:うん。そうなんだ。
秋穂澪:そう。
秋穂巧:僕たち二人が森の中で遊んでいる間、君はここで待っていた。そして、戻ってきたら、この狀態だったんだ。きっと転んで頭をどこかにぶつけたんじゃないかな。
秋穂澪:そのショックで、私は記憶喪失になった?
秋穂巧:そうみたいだね。
秋穂佑司:そうなの?
秋穂巧:うん。とにかく、一緒にうちに帰ろう、そのうち記憶も戻ってくるよ。
秋穂澪:そうかしら。
秋穂巧:そうだよ。さあ、急いで帰ろう、冷えたら風邪を引くよ。
秋穂澪:そうね。
秋穂巧:何も知らないなら、いっそその方が幸福だ。辛い記憶をわざわざ思い出させることもない。それに僕は、彼女が言っていたある言葉を思い出していた。
秋穂澪:私はもうすぐここからいなくなってしまうけど、またこの雨の季節になったら、二人がどんなふうに暮らしているのか、きっと確かめに戻ってくるから、だから、その時まで、しっかりとお願いね。佑司はその頃は小學生になっているはずだから、ちゃんと學校に送り出してあげてね。きちんと朝ご飯を食べさせて、忘れ物をしないように、持ち物を調べてあげてね。できるかしら。
秋穂巧:できるよ。
秋穂澪:本當かしら。私が戻ってきた時、ちゃんとしてなかったら、許さないから。へへ、あっ???
秋穂巧:分かった、だからもう喋るのをやめて。安靜にしてなきゃ。
秋穂澪:あなたのことが心配なの。
秋穂巧:大丈夫だよ、強くなる、いい父親になるよ。心配しないで。
秋穂澪:本當に?
秋穂巧:本當さ。
秋穂澪:約束よ。
秋穂巧:ふん。
03. 雨の中の澪(雨中的澪)
秋穗巧(獨白):於是,到了周末,我們再一次前往郊外的森林。釀酒工廠也一如既往地發出「gon、gon、xiu」的轟鳴;空中烏雲密布,穿梭在森林深處的風隱約攜帶著雨的氣息。
秋穗巧:風真大啊。
秋穗佑司:嗯。
秋穗巧:天也陰沉沉的。
秋穗佑司:啊,下雨了哦,巧君。
秋穗巧:確實誒。給,雨披,可以自己穿起來嗎?
秋穗佑司:嗯!
秋穗巧:走吧。
秋穗佑司:哈(倒吸冷氣)——!
秋穗巧:嗯,佑司,怎麼了?自己沒法把雨衣穿起來?
秋穗佑司:巧君……
秋穗巧:怎麼了?
秋穗佑司:誒、誒……壞掉的門前面……哎?
秋穗巧:啊——?……澪……?!
秋穗佑司:不得了了,巧君,媽媽、媽媽從アーカイブ星回來了……!(走近)媽媽……
秋穗巧:澪……
秋穗澪:澪……那是我的名字嗎?
秋穗巧:你不記得了嗎?
秋穗澪:……似乎是這樣。
秋穗佑司:是這樣的嗎?
秋穗澪:我,什麼都不記得了……
秋穗巧:什麼都……?
秋穗澪:嗯。你們是誰?
秋穗巧:誰……?我是你的丈夫,佑司是你的兒子啊!
秋穗澪:是……兒子……?騙人……
秋穗巧:是真的。
秋穗佑司:是真的啊!
秋穗澪:等、等一下……嗯……等我發覺的時侯,就已經在這裡了。五分鐘……十分鐘……?不對,還要更早些……雖然一直都在想,但我什麼都不記得了,包括這裡是哪裡、自己是誰……
秋穗巧:欸……
秋穗澪:我今天……是和你們一起來到這裡的嗎?
秋穗巧:對啊!
秋穗佑司:?!
秋穗巧:我們三個人一起來這裡的,日常的散步,對吧,佑司?
秋穗佑司:……(遲疑)是這樣的嗎?
秋穗巧:嗯!就是這樣。
秋穗澪:是嗎……
秋穗巧:我們兩個人在森林裡玩的時候,你在這裡等候著的。然後我們回來之後,就變成這個狀態了。是不是摔了一跤撞到頭了啊?
秋穗澪:因為撞到了,導致了記憶喪失……?
秋穗巧:似乎就是這樣的。
秋穗佑司:是這樣嗎?
秋穗巧:嗯。總、總而言之,先一起回家吧,在這期間記憶一定會恢復的!
秋穗澪:會嗎?
秋穗巧:會的!快,趕緊回家吧,天變冷了可會感冒的哦。
秋穗澪:說的……也是……
秋穗巧(獨白):如果什麼都不記得的話,索性就這樣還比較幸福,沒有必要特地恢復她痛苦的回憶,而且我也回憶起她曾經說過的一句話。
(秋穗澪:雖然很快我就會離開這裡,但等到下一個雨季的來臨,你們二人到底生活的怎麼樣,我會回來看的。所以在那之前,一切都要拜託你了。到時候佑司也成為小學生了,你一定要送他去上學哦,讓他按時吃早飯,不要忘記帶東西,幫他檢查好隨身物品哦……做得到嗎?
秋穗巧:當然做得到。
秋穗澪:真做得到嗎?等我回來看的時候知道你沒做到這些的話,可不會原諒你哦(笑)……(咳嗽)
秋穗巧:我知道了,我知道了,所以不要再說話了,不靜下來的話……
秋穗澪:我很擔心你啊……
秋穗巧:沒關係的。我會堅強起來、成為一個好父親的。不要再擔心了。
秋穗澪:真的嗎?
秋穗巧:真的。
秋穗澪:那約定了哦。
秋穗巧:嗯。)
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作者:和邪社倉舞,射手座,坐標西安 。混跡創投圈的職場墨客,鴛鴛相抱何時了,鴦在一旁看熱鬧,天下大同~
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※【每日一句】日語名言:人の運命(うんめい)は出會いで決まる事が多い。