在日本神社抽到的簽文應該如何處理？

天下 06-24

寺社へ行った際に、引くことの多い「おみくじ」。「吉」「凶」といった結果や文言を確認した後、結んで帰るのが一般的な方法ですが、そもそも、おみくじはどうして「結ぶ」必要があるのでしょうか。また、結ばずにそのまま持ち帰ってもよいのでしょうか。

去寺廟的時候，經常會抽「神簽」。在確認了「吉」「凶」等的結果和簽文後，系好再走是一般的做法，那為什麼抽到的簽有「系」的必要呢？還有，可不可以不系就走呢？

オトナンサー編集部では今回、おみくじにまつわる知識について、和文化研究家で日本禮法教授の齊木由香さんに聞きました。

OTONASA-編輯部這次就神簽相關的知識，諮詢了和文化研究家、日本禮法教授·齊木由香。

神の意志を占う「くじ引き」が起源

占卜神的意見的「抽籤占卜」是起源

齊木さんによると、そもそも、日本の寺社仏閣で引くようなおみくじを発明したのは、平安時代の天台宗の僧、良源（りょうげん）とされています。天台宗の最高位だった良源が、國の祭政に関する重要事項や継続者を決める際、神の意志を占うために行った「くじ引き」がその起源だそうです。

據齊木說，日本寺廟神社抽籤的是由平安時代的天台宗僧侶·良源興起的。位於天台宗最高地位的良源在決定和國家的宗教政治相關的重要事項或繼承者的時候，為了占卜神的意思而進行的「抽籤占卜」是其起源。

個人の運勢を占うものとして、おみくじが行われるようになったのは、鎌倉時代初期になってから。當時は自分でくじを用意するのが一般的で、高価だった「紙」の代わりに、木に赤い印をつける程度のものでした。また、戦國時代には戦の日取りや戦い方を決めるのにおみくじが使われていたそうです。

作為占卜個人運勢而進行的抽籤是從鎌倉時代初期開始的。當時自己準備神簽是很平常的，而代替昂貴的「紙」，會在木頭上加上紅色印記。還有，戰國時代在決定戰爭日程和戰爭方法時會進行抽籤。

その後、江戸時代初期に、徳川家康の側近であった天台宗の僧、天海大僧正が深く信仰していた良源から夢枕で信託を受けて、戸隠に隠された偈文（げもん）百枚を発見、その百枚に番號をつけたことから、今日のおみくじのスタイルが確立され、日本全國の寺社に広まったと言われています。

之後，在江戶時代初期，德川家康的親信、天台宗的僧侶·天海大僧正在夢中接到了自己十分信仰的良源的委託，發現了隱藏在戶隱的偈文一百篇，通過將這百篇偈文編上編號，確立了現在抽籤的方式，之後擴散到了日本全國的寺廟神社中。

結ぶのは「凶」「大凶」などの場合

繫上「凶」「大凶」等神簽的情況

【悪い運気を境內にとどめてもらう】|

讓壞運氣留在寺內

おみくじを結ぶことで悪い運気を境內にとどめてもらい、さらには、ご加護を願うという意味合いがあります。

通過將簽繫上，讓壞運氣留在寺內，還包含了祈禱神明保佑的意思。

【「結ぶ」という行為は神様と縁を「結ぶ」に通じている】|

通過「系」的行為能夠和神明「結」緣

生命力の強い木に結ぶことで、木に宿る神様と縁を結ぶことができ、運気が上昇すると考えられています。

通過繫到具有頑強生命力的樹上，可與寄宿在樹木里的神明結緣，能夠提升運氣。

【困難な行いを達成し「凶」を「吉」に転じる】|

完成困難的行動，逢凶化吉

普段の利き手と反対の手で結ぶという、困難なことを一つやりとげることで、凶が吉に転じるとされています。

用不常用的手來系神簽，完成這一不易的舉動，意味著能夠逢凶化吉。

基本的な結び方は以下の通りです。

基本的系法如下。

1.おみくじを縦長に四つ折りにする
2.結び所へかけて1回結ぶ
3.結び目の中心に両端を挾み込んで完了

1.把簽按縱向折四折
2.放到系的地方打結1次
3.兩端插入打結的中心即可

「吉」「大吉」も結んで構わない

「吉」「大吉」繫上去也沒關係

それでは、良い結果である「吉」「大吉」などの場合は結ばないのでしょうか。

那麼，代表好結果的「吉」「大吉」就不需要系了么？

「結んではいけないという決まりはありません。『結ぶ』行為は神様とご縁を『結ぶ』こと。お願いがしっかりと結ばれるように、との気持ちを込めて結ぶのもよいでしょう」。

「沒有一定不能系的規定。『系』這個行為是想和神明『結』緣。懷揣能夠實現願望這樣的心意去系的話也是可以的」。

また、縁起物であるくじを一度持ち帰り、數日後に結ぶことも。その場合は以下のことに注意します。

還有，作為吉祥物的神簽拿回去一次，再在幾天後拿去系也是可以的。這種場合要注意幾點。

【おみくじを粗末に扱ってはならない】|

不能隨意對待神簽

おみくじはお札やお守りと同じように、神々の魂が込められていると言われます。ゴミ箱に捨てることも當然厳禁です。

神簽相當於符紙、護身符一樣，據說是有靈氣在裡面的。當然是嚴禁扔到垃圾桶里的。

【いつか必ず寺社へ返納する意識を持つ】|

要有什麼時候歸還寺廟神社的意識

お財布などに入れて大切に持ち歩くようにします。返納期間に決まりはありませんが、半紙に包んで納める場所にそっと返すのが作法です。その際も、これまでの感謝の気持ちを込めて返納するとよいでしょう。

放入錢包等處，重視地帶在身上。雖然沒有規定歸還的時間，但用日本紙包好偷偷地還回去是一種禮節。那個時候，包含迄今為止的感謝之情返還是比較好的。

「おみくじには、『結び所』に結ばなければならない、持ち帰らなくてはならないというルールは必ずしもありません。大切なのは、吉凶にかかわらず、その內容を今後の生活の指針とすること。出雲大社のように『吉凶』がなくメッセージのみ書かれている場合もあります。神様からのメッセージと受け止め、いさめとして持ち歩くもよし、寺社にとどめるもよし。大切なのはメッセージに対する自分の姿勢なのです」

「抽到的簽，沒有一定要在『系的地方』系掉，或者拿回去這樣的規定。重要的是，無論吉還是凶，將這一結果作為今後生活的方向。像出雲大社沒有『吉凶』，只寫信息的這種情況也是有的。接收到了神明給予的信息，作為勸誡帶走也好，留在寺廟神社也好。重要的是自己對於（接收到的）信息的態度。」

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